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〖呪術廻戦〗大人しく抱かれてろ【R18】

第7章 夏休みといえば




よく遊びよく学べというけれど、五条くんは遊ぶことしか頭にないみたいね。


「ダメよ。五条くんの課題が終わったら遊んであげる」


「課題…勉強かよ…くっ…!」


私の言葉に五条くんは頭を悩ませて、何かと葛藤しているようだった。


「ちょっと待ってろ!」


そう言い残して足早に去ると、大量のテキストを抱えて戻ってきた。


「寧々に教えてもらえるなら、頑張れる気がする!」


「なんで私が…」


「分かってねぇなー?人に教えてこそ理解が深まるってもんだろ」


確かに勉強を教えるというのは、自分自身にも理解が深まったり、あやふやな部分に気付けるなどのメリットはある。


だけど教えてもらう側が、こんなにも太々しいことがある?


「夏油くんにでも教えてもらったら?」


「傑には俺に教えると疲れるからやだって断られた。だから…頼む!寧々!寧々先生!」


夏油くんが匙を投げるほどの、五条くんの理解力って……。


私にその役目が務まるのかしら?


…でも、五条くんの課題が終わったら、また「楽しい思い出」が作れるかもしれない……。


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