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〖呪術廻戦〗大人しく抱かれてろ【R18】

第6章 クッキーとゼリー




「んぁ…ん…?朝…じゃないわ、昼…ね」


寝ぼけ眼を擦ろうとした時


「えっ、えっ、なんで…っ」


すぐに離せば良かったのに、見たことない手の繋ぎ方をしていたから。


「い、いつの間にっ」


その見慣れない手を凝視していると


「んぅー、ん…ん?あれ寧々、おはよう」


「おはようじゃないわよ!手を離して!」


「っくく、寧々から離せばいいんじゃね?」


「た、確かにそうね!」


なんでそんな簡単なことを見落としていたのかしら。


寝起きだからって、そんなの変…。


「…って、えっ?」


「ん?どうした寧々?」


手を離したいのに、離せない。


指と指が交互に絡んだ恋人繋ぎは、五条くんからも離してくれないと、手が離れていかない。


「わざと力を入れてるわね?」


「なんのことだか分かんねーな」


白々しくとぼけて見せる五条くん。


「離してくれないと任務に遅れてしまうわ」


「歌姫なんか待たせとけばいいじゃん」


「歌姫先輩みたいな優しい人を待たせるわけにはいかないの」


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