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〖呪術廻戦〗大人しく抱かれてろ【R18】

第6章 クッキーとゼリー




「俺はもっと寧々と一緒にいたいのに…」


「き、気持ちは嬉しいけど遅刻するわけにはいかないわ」


名残惜しいと思うのが自分だけでないことに嬉しくなる。


「寧々」


「なに?」


「俺と一緒にいてくれてありがとうな…っと!いい加減起きて準備しねーとな」


五条くんはベッドを出て、ぐいーっと伸びをして


「よく寝たわ」


あくびと一緒に乱れた服を整えた。


「俺、自分の部屋戻って着替えてから行くなー。寧々も任務頑張れよ」


「う、うん…」


もっと一緒にいたいと言った割には、そそくさと帰ってしまうのね……。


「そんな寂しそうな顔すんなって。任務から戻ったらまたすぐ来るからさ」


「あ、私、歌姫先輩と夜ご飯食べてくるから遅くなるわ」


「マジ…?その予定は把握してなかったわ…」


もっと寂しそうな顔をしたのは五条くんの方だった。


「やっぱ俺、帰らなくていい?」


「任務はどうするのよ?」


その後しばらくは任務には行きたくないだの、いっそ私の任務についていくだの宣った後、


出発時間ギリギリになって、夜蛾先生からの電話でお叱りを受けて…やっと五条くんは部屋を出た。


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