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〖呪術廻戦〗大人しく抱かれてろ【R18】

第6章 クッキーとゼリー




ちっとも素直になんかなれない私を見て、五条くんはクククと笑うと、本当に幸せそうに微笑んだ。


それからまたゆっくりと瞼を閉じて、しばらくすると寝息が聞こえた。


窓の外で小鳥がさえずる声と五条くんのスースーとした寝息。


なんて、柔らかい朝なのでしょうね。


……そういえば、五条くんのほっぺも柔らかそうね。


「……ふふっ」


繋いだ手はゴツゴツしていたのに、ほっぺはもちもちぷにぷにしていそう。


「おやすみ、五条くん」


私の寝顔を見ながら寝るって、はしゃいでいた五条くんの寝顔を見つめながら、ゆっくりと眠りについた。





















「ん…寧々は…寝た…か?」


私が寝息を立て始めてから、五条くんが1回起きていたことなんて知らなかった。


「ふあぁ〜。手は出さねぇけど繋ぐくらいはいいだろ。柔らかい手…大切にしねぇとな」


寝ている途中に、ほっと心が温まる感覚があった。


それはきっと直前に見ていた夢のせいなのだと思っていたけれど。


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