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〖呪術廻戦〗大人しく抱かれてろ【R18】

第6章 クッキーとゼリー




「寧々に手出さないか心配で」


「ーーっ、紳士なんじゃなかったのっ?」


「それは昨日の話だろ。日付超えた今日は無効なんだよ」


本当に狡くて、小賢しくて、狡賢い人。


「まっ、寧々のことは大切にしたいし嫌われたくねぇから、今日は寝るわ」


カッコいいことを言ったような顔をして、五条くんはニッと笑った。


「おやすみ、寧々。朝だけどな」


「……おやすみ」


五条くんはゆっくりと瞼を閉じた。


窓の外からは明るい日差しが差し込み始めている。


昼夜逆転した1日は今からが始まりなのかもしれない。


「……」


五条くんって、まつ毛が長いのね。


鼻筋もスッと通っているし、肌も透明感があって綺麗。


見てくれは…悪くないんじゃないかしら。


黙っていれば、モデルのようだし女の子に人気があるのも頷ける。


黙っていれば、ね。


「寧々」


「な、なに」


瞼を閉じてはいたけど、まだ眠ってはいなかったのね。


「俺、すっげぇ幸せ。幸せ過ぎて寝過ごしそう…ちゃんと起こせよ?」


「わ、分かってるわよ…!」


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