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〖呪術廻戦〗大人しく抱かれてろ【R18】

第6章 クッキーとゼリー




向かい合った視線は、私は五条くんの胸元を、五条くんは私の頭を見下ろしていた。


「ちょっとズレてんな…俺がもっと下に行くか」


ごそごそと体を移動した五条くんは、足を折り曲げたのか、ベッドから投げ出したのか、


「これでちょうどいい感じ?寧々の寝顔見ながら寝るなんて最高だな」


大きな目をニッと細める。


大きな体を窮屈そうに畳みながら。


「やっぱり…恥ずかしいっ」


俯くだけでは恥ずかしさは消えず、五条くんから見られていることにも感情が揺さぶられる。


「!?」


あまりの恥ずかしさに耐えきれなかった私は、ぐるっと背を向けようとしたのに…


「なんで体が動かないの…っ」


犯人は当然…五条くんで。


「無限の新しい使い方思いつく俺って天才?」


見えない壁によって、私の移動は制限される。


「寧々、大人しく寝ろよ?任務までに体を休めねーと」


「こんな状況で眠れるわけないじゃない…!」


五条くんと向かい合って、お互いの吐息がかかりそうなほど近くで寝るなんて…!


「確かにな、俺もヤバいわ」


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