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〖呪術廻戦〗大人しく抱かれてろ【R18】

第6章 クッキーとゼリー




ドアを3回ノックする音。


コンコンコン…と鳴った後、施錠したはずの鍵がガチャリとこじ開けられた。


それが強い呪力による捻じ曲げだと気付いた時には、もう


扉が無常にも開いた。


「寧々」


「……っ!」


招かれざる客。


こんなにも早く次が訪れるなんて……。


「あれ、五条悟もいるの?せっかく可愛い妹にプレゼントを持ってきたのになぁ」


「お兄…様…、どうして…」


「ああ、鍵?相変わらず防犯意識がないよねぇ、高専の寮って。久しぶりに寧々に会えて思い出したんだよぉ。ほらこれ、プレゼント」


私の意思など関係なく、不適な笑みを浮かべたお兄様はずかずかと部屋に入り込んだ。


「さっき買って戻ってきたんだよ。ほら寧々の好きなクッキー。こっちにおいでよ、受け取って欲しいな」


分かってる、分かりきってる、お兄様に近づいてはいけないって…。


それでも従順に躾けられた体がまたもお兄様に向かって


「へぇ、そりゃ気の利くお兄さんッスねぇ?」


私とお兄様の間にスッと割って入ったのは五条くん。


「ちょうど寧々からもらった分を食い切ったところなんで。あざーす」


お兄様から箱を強引に奪い取ると

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