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〖呪術廻戦〗大人しく抱かれてろ【R18】

第6章 クッキーとゼリー




「寧々の過去に何があったか気にならないわけではねぇよ。好きな人のことなら何だって知りたいし。でも、無理矢理聞くのは違うと思うからな」


「五条く…五条くん?」


「ん?どうした?」


五条くんは神妙な面持ちをしていたのから打って変わって、私のベッドの上に大の字に寝転んだ。


「どうして私のベッドに横になっているの?」


「今夜は一晩中、寧々の側にいてやるぜっていう意思表示だよ。いつでも話を聞くからな。話したくなったら話せよ」


「…今すぐ帰って欲しいのだけど」


外から帰った服で人様のベッドに寝るなんて、図々しいにも程があるじゃない。


「素直になったんじゃなかったのか?あ、お菓子ある?食べたい」


「……これでも食べてたらっ!」


あまりにも太々しい来客にバタークッキーの箱を投げ付けつつ、ベッドから起きるように促す。


「起き上がって食べてよね」


私の言葉にクッキーの箱を顔面スレスレで受け止めた五条くんは、むくりと起き上がった。


「ベッドからは退かねーよ。それとも一緒に寝るか?」


「バッカじゃないの?」

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