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さよなら桃源郷(銀魂:銀時夢)

第5章 貴方に教わる命の繋ぎ方


「おい、料理はどれくらい経験があるんだ?」

 突然の問いかけに、共にニュースを見ていた菊は瞬きをする。

「調理場に入った事さえ、ないわね……。」

「んじゃ、今日は米研ぎとみそ汁、あと焼き魚の作り方な。」

 菊の返事は銀時が描いた通りの答えだった。ソファから腰を上げながら銀時は夕飯の献立を口にしてその場を去る。その言い方から、銀時が自分に料理を教えることを暗に示している事に気付いた。菊も席から立ち上がり、キッチンへと向かう銀時の背を追う。
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