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FBI赤井秀一との生活

第14章 帰ってきた日常


赤井さんの腕の中に居た

「ご…ごめんなさい…わ…わた」

赤井「もう、喋るな…いいから」

赤井さんはいつもみたいに優しく
頭を撫でてくれた
ほんとこの手は魔法の手だ
この手の温かさが伝わってくる

赤井「俺は、今お前が泣いてる理由が分からん…」
「だから、教えてくれ…」

「赤井さんのせいじゃないです…ただわたしが…」

赤井「やっぱりジョディに会うのは辛かっただろ?」

「そうじゃないです…うぅ…」
「ジョディさんが赤井さんに触る所を見てしまって
なんか急に胸が苦しくて何だか嫌だと想って
そんな自分が情けなくて…」

赤井「…つまり嫉妬したのか?」

「嫉妬?」

赤井「麗奈一応聞くがお前嫉妬した事あるか?」

「分かんないです…今までこんな感情初めてです」

赤井「…そうか…初めてか…」

赤井さんは髪の毛を掻き上げながら微笑んだ

「何で笑ってるですか?」

赤井「嬉しくてな…」

「嬉しい?」

赤井「そうだ…本当はお前の初めてが俺
じゃないのも嫌だ…」

「でも…」

赤井「過去の事を言うってもしょうがないのは
分かってる…」

「わたしだって…そんな事いたら…」

お互いがそんな事を考えているなんて知らなかった
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