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FBI赤井秀一との生活

第14章 帰ってきた日常


赤井さんがそんなこと考えていたとは
知らなかった

赤井さんはいつもわたしを溶かしてくれる

赤井「麗奈悪かったな…今日は」

「わたしがわがままなだけです」
「クッキー余っちゃったな…」

赤井さんがクッキーを手に取って自分の口に
入れてわたしの口に半分食べさせた

びっくりして身体がよろけそうになる

赤井「大丈夫か?」

「アッ!赤井さん‼︎食べる時は自分で食べます」

赤井「フッ…いつもの麗奈に戻ったな…」

「赤井さん…」
「やっぱり勝ってないな」

赤井「何が勝ってないのだ?」

「赤井さんはずるいって事ですよ」

赤井「………」
「指を出してみろ切れてるだろ」

「あ…でもこんなの大丈夫ですよ
血も止まっているし」

赤井「まぁ…消毒だけでもするぞ」

「…はい…」

赤井「救急箱取ってくるから待ってろ…」

「赤井さん…今は…」

赤井「どうした?」

「その…側に居て欲しいです…」
「我儘でごめんなさい…」

赤井「麗奈側に居て欲しい時は言えばいい…」

「は…い」

赤井さんはわたしの心をいとっも簡単に
溶かして温めてくれる
いつまでも…勝ってない

赤井さんは暫く黙って側に居てくれた
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