第14章 帰ってきた日常
赤井さんに美味しいコーヒーを淹れようと
キッチンに向かうと赤井さんに止めれる
赤井「足怪我をしてるだから動くな」
「移動する時は俺が足になる」
「赤井さんって妹さんとかいますか?」
赤井「どうした?突然」
「懐かしくなって…
よくわたしが怪我するとおんぶしてくれたんです…」
赤井「お前は気にしすぎだ…
俺は居なくならないから安心しろ」
「はい」
優しくいつも大きくて温かい手で
頭を撫でてくれた
赤井さんはコーヒーを淹れてくれた
赤井「仕事はどうするだ?」
「その足じゃ行けないだろ?」
「仕事は有給休暇があるの使います」
赤井「まぁ、2週間は大人しく俺の横から
離れるなよ」
「えっ‼︎2…2週間⁉︎無理無理」
赤井「何がそんなに無理なのだ?」
「赤井さんとずっと居たら心破裂する…」
赤井「俺といるのは嫌か?」
大型犬が甘えるような目でコチを見てくるから
その目にやられそうになる
「いや…じゃないです」
赤井「俺は嬉しいぞ…麗奈と居れる事」
「あ…赤井さん熱ありますか?」
赤井「熱はない…」
「だって赤井さんそんな事言う人じゃないから…」
赤井「俺は正直な気持ちを言うただけだが…」
ソファの座って横にいる赤井さんの
胸に抱きついた
「嬉しいです…赤井さんにそういう風に想って
もえらえて…赤井さんだいすき♡」
赤井さんの頬にチュッとする
「今度は此処な」と言いながわたしの手を
赤井さんの唇に持っていた
その仕草があまりにもかっこいい
からこちが恥ずかしくなる