第13章 一晩中💎
赤井さんの腕の中でひたすら
言葉にならない想いが
また頬から雫がひたすら落ちる
言葉にしないといけないのに…
赤井「無理して言葉にしなくてもいい」
「麗奈が帰ってこればいい…」
赤井「俺はこいう時気の利いた事
言葉として伝えれないがただ麗奈が帰る場所は
俺の横だ」
後ろを振り返って頷くと赤井さんは前髪を
かき揚げオールバックにして微笑んだ
その瞬間やばい…仕草がかっこいい…
これは俗に云う水も滴る良い男状態だ
と思ったらドッキッとした
赤井「どうした?顔真っ赤だぞ?」
「長風呂は良くないな…身体を
洗って出るぞ…」
大人しく頷く
赤井さんは優しく丁寧にわたしの髪を
洗ってくれた
身体も綺麗に洗ってくれた
お風呂から出て暖かいミルクたっぷりの
コーヒーを淹れてくれて横に座るだけで
何も言うわない…
赤井さん内心は怒ってるよね…
コーヒー飲んだら大人しく部屋に戻ろ…
赤井「コーヒー飲んだら傷の手当てだ」
「大丈夫ですよ…こんなの」
赤井「嘘つけ…足捻って捻挫してるだろ…」
「してないです…ちょっと捻っただけです」
(なんで分かったの?なるべく普通に歩いてるのに)