第12章 大切なものを守る者と約束守る者💎
洗面所から戻ってきて
キッチンで煙草を吸いながら待ってた
赤井さんは何であんなにかっこいいのか
悔しいのとすきと思ってしまう
「赤井さんどうしたんですが?」
「こんな所で項垂れて?体調悪いですか?」
赤井「違う…」
「どうしたんですか」と顔を覗き込むと
赤井さんと目が会う
今度はお互い自然と唇を重ねた
それでおでこを突き合わせて微笑んだ
どうしょ…今の赤井さんの微笑んだ顔
やばい…
赤井「どうした?飯作るか…」
「はい」
やばいどうしょう…
今すごく抱きつきたい…
わたし本当にどうしちゃっただろ
たかが居なくなってもう2度と誰とも
居たくないそれに守れないと思ったから
あんな辛いとかじゃなくて
虚しいとか表現が出来なくて
たかが居なくなってみんなが心配
するって分かってたから
普通にした
だから、みんなの前では普通にした
でも、手紙を読んでいる時
赤井さんはわたしから離れないで
ずっと抱き締めてくれた
ただ嬉しかったのと
もう…たかが居ないって事を改って
実感した
赤井さんはそれをさしってただ
なにも言うわずに後ろから抱き締めてくれた
その時神様にどうかこの温かい持ち主を
幸せにしてください
ただそれを願った…