第12章 大切なものを守る者と約束守る者💎
ブラのホックを外したら
俺の大事なものひとつだ
顔を出す
俺は堪らなくその中に顔を埋めた
「あ…赤井さんどうしたですか?」
とまだ涙が止まらないのか
目を潤ませてこっちらを見つめてくる
赤井「麗奈お前を1人しないから
安心して今は俺だけを見ていろ」
「赤井さんもわたしだけ見たて
ほしいです」
赤井「いつも見ている」
そんな風に麗奈が言葉にするのは
珍しい
だけど、俺はお前の全部を
知りたいとどんどん欲張りに
なっていく
「赤井さん」
「どうした?」
「わた…し…」
赤井さんは優しく笑って
頭を撫でてくれた
「今日はやめよ」
「だけど、一緒に寝るぞ」
と言いながら抱き締めてくれた
「わたしは…大丈夫…したいです」
赤井「麗奈なんか怖い事あるだろ?」
「無理する事ない…」
わたし最低だ
赤井さんにそこまでさせといて
また、頬から雫が落ちる
麗奈はさっきから震えていた
俺には言えないだろ
震える女を抱くほど俺は外道じゃない
ただいつもと違って麗奈が
小さな子供に見える
「あ…赤井さん…ごめんさい」
「わたし…最低です…」
赤井「俺が居る」
こいつに俺は寄り添いたい
もっと甘えて欲しい
もっと色々な麗奈を見たいと心の中で呟いた
赤井「今日はぎゅっとしてん寝るぞ」
「俺から離れるな」
「分かったな」
「はい」
赤井「麗奈おやすみ」
「おやすみなさい」
ゆっくりと目を閉じてこの
腕の中に居たいと想って夢の中に入った