第11章 託された想いと意志を継ぐもの
赤井さんはどんなに暗闇でも
私にとっては光だから
絶対に教えてあげないもん
「後はエンジニアって事ですかねぇ」
赤井「その話をもう少し詳しく聞かせてくれ」
「えっ…まぁ、赤井さんが聞きたいなら…」
「私が今の会社で働けるのもたかが教えてくれたんです」
「たか当時まだ見習いである会社に入っていて
それである会社からたかの高い技術が認められて
その会社に入ったです」
「でも、その後すぐに事故で…」
赤井「その会社の名前は分かるか?」
「聞いても教えてくれなかったです」
赤井「そうだったんだなぁ」
「悪い…その思い出したくない事
思い出させてしまったなぁ…」
「全然、大丈夫です」
「気持ちが楽になりました」
「今のわたしには最高に
かっこよくて・優しくて・頭がキレる
だいすきな人がいてくれるから
幸せです」
と言うと
赤井「俺も幸せだ」
同じ気持ちだと思うと嬉しくて
堪らなく笑みが溢れる
麗奈の彼が作ったデータを開くことができれば…
USBの中を調べたがある
ファイルだけがパスワードがかかっていて
開かないのだ
まぁ、麗奈の嬉しそうな顔を見れて良かった
俺はそんに無口か?…