第11章 託された想いと意志を継ぐもの
赤井
麗奈を送り出して
書斎で手紙を開けて読む
俺のライバルへ
この事は誰にも話すなよ
麗奈の両親の事が気になって調べたら
麗奈の両親と兄は殺された
麗奈の両親は脳神経の科学者だった
そこまでしか分からなかった
麗奈に聞いてもあまり覚えてないらしく
俺はエンジニとして仕事をしていた
ある時ある人物からデータを欲しいと
言うわれたが断った
そしたら家・会社・麗奈の事が
書いてある手紙が家のポストに入ってた
俺が作ったデータを欲しがっていた
だが、俺は渡さなかった
だからか、見せしめのように
外に出れば誰かの気配を感じる
俺はきっと殺される
だから、麗奈を守ってほしい
麗奈がこのUSBの鍵になっている
だから麗奈を守ってほしい
麗奈がもしも暴走したら
お前のやり方で受け止めほしい
PS,俺の麗奈泣かしたら許さねぇ
絶対に呪ってやる
と書いてあった
仮にここに書いてある事が
本当だとしても
麗奈をどうやって霧の中奴から
守れば良いのだ…
まぁ,帰ってきたら少し彼の事聞くとしょう