第11章 託された想いと意志を継ぐもの
見て2人ともお腹が空いてきたので
近くにあるイタリアンの
お店に入る
お店に入って各々注文したものが
届いて食べている時に
「この前さ…誰かと一緒だった?」
なほ「いつ?」
「いつかわ忘れたけど歩いてたかさぁ…」
なほ「見られたか…」
「正直に話すけど…」
なほ「実はねぇ…この前高校の時の
部活の後輩覚えてる?ゆりの事?」
「ゆりがどうしたの?
キャバでバイトしててたまたま
お店の前で泣いてたから
話を聞いたの…」
「それが…」
「麗奈絶対に今から行くとか言うわないでね」
「わかった」
「話を聞いたらそこのオーナーが気にいた
お客さんの気に入った子を食いもにして
薬をさせてるって言うてたので
次が、ゆりらしくて嫌でお店を辞めたい
って言うてもオーナーが駄目って言うらしくて
わたしもそこで仕事が休みな時とかバイトして
情報を探ってるの」
なほ「ごめん…麗奈に言えなかった」
「ゆりの事可愛がってたの知ってたから
知ったら行くって聞かないでしょ?」
「そりょ〜聞いたら行くよ」
なほ「でた…麗奈の悪い癖」
「ダメって言うても聞かないでしょ?」
「of course」
なほ「of courseじゃないって…」
「なほは絶対に守るし
ゆりも助ける」
なほ「おとなしいのにこう時は
聞かないだから…」
「話してくれてありがとう」
次なほが出勤する時にわたしも行くことになった