第2章 彼の服勝手に着てみた
Fling Posse
飴村乱数
「え〜っ!?なになに?どうしたの?」
貴方を見た瞬間抱きついてくる彼。
貴方がバレてしまって顔を真っ赤にしていると
「恥ずかしがんないで?鈴森ってば可愛い!僕にもーっと見せてほしいな!」
とスマホをかざして手をひらひらふってきます。
夢野幻太郎
「ん〜…麻呂の鈴森はどこに行ってしまったのでおじゃ?麻呂を置いていくなんてひどい…っ!」
首を傾げてから裾で目元を拭う彼。
貴方が慌てて駆け寄ると
「なんて、嘘ですよ。…似合ってます」
と微笑んでくれました。
どうやら照れるのを隠すための嘘だったらしいですよ。
有栖川帝統
「おー!鈴森、似合うじゃねえか!」
と背中を叩いてくる彼。
少し顔が赤いですが素直に褒めてくれます。
(…待てよ。俺も鈴森の服を着ればコイツに喜んでもらえる…?)
流石にしませんよね…?
麻天狼
神宮寺寂雷
「ふふ。鈴森先生、かな?」
白衣を着てパタパタ喜んでいる貴方を彼もほわほわとした笑顔で見つめます。
「…君は本当に可愛らしい事をするね」
貴方を抱き上げて頭を撫でてきます。
「また、着てくれるかい?」
伊弉冉一二三
「あー、俺っちのジャケット似合ってる!」
ケラケラと笑って貴方を見る彼。
試しに貴方がGIGOLOの彼の真似をすると
「うわ、すげぇ似てんだけど!まじウケる!!」
と言って笑い転げています。
「じゃあ、俺っち鈴森ちゃん指名しまーす♪」
観音坂独歩
「なんなんだ。この可愛い生物は」
涙を流しながら褒められます。
「…鈴森は何でも着こなせるんだな。凄い。…俺とは違うな……」
どんどん気分が下がる彼を慌てて抱きしめる貴方。そんな貴方に彼は心臓をバクバク鳴らしています。
(ヤバイ…!鈴森から俺の匂いがする…!)