第13章 心配されてみた
Fling Posse
飴村乱数
「鈴森〜!…あれれぇ?聞こえてる?おーい、鈴森〜!!」
そう言ってあなたの元へと走ってくる彼。
あまりに集中しすぎて自分の声に気付いていなかったことを知ります。
「もー、鈴森ってばそんなに無理してたらすぐ老けちゃうよ?」
そう言われてつい手を止める貴方。
「おばあちゃんになっても好きだけどね!」
そう言ってニッコリ笑う彼でした。
夢野幻太郎
「……大丈夫ですか?」
そう言って貴方の顔を覗き込む彼。
『大丈夫』と彼に微笑むと彼はより心配そうな表情になってしまいました。
「…無理はしてほしくないです。1度休んでみるのも一つの手だと小生は思いますね。」
貴方の頬を撫でながら苦く微笑んでいます。そんな彼の表情を見て貴方は休む事を決意。
ソファに向かうと嬉しそうに彼は貴方を見ます。
「休憩しますか?ブランケットを持ってきます」
有栖川帝統
「鈴森〜…。お前集中すぎじゃね?」
貴方の後ろに座って髪で遊んでいる彼が言います。気付いていなかった貴方は笑って髪を触りました。
「…お前、目の下のクマやべぇぞ」
そう言いながら貴方の手を握る彼。
それでも貴方は作業を再開しようとするので後ろから抱っこされてベッドに連れていかれます。
「ちょっとは寝ろ!しんどそうな鈴森をこれ以上は見てらんねえ」
そう言って寝転ぶ貴方の横に彼も寝転びました。