第13章 心配されてみた
MAD TRIGGER CREW
碧棺左馬刻
「…疲れてんなら早く寝ろっての」
集中して作業に取り組んでいる貴方の横に座る彼は貴方の横髪をクルクルと指に巻きながら言いました。
それでも貴方が休もうとしないのを見て
「俺様がベッドまで連れてってやんなきゃ行けねえみたいだな?」
と寝室に強制連行されてしまいます。
「…鈴森はほんと意地っ張りだな」
すっかり寝てしまった貴方を見る目はとても優しいものです。
入間銃兎
「鈴森。少し休憩してはいかがですか?」
ニコッと微笑んで貴方の肩を叩きます。
それでも作業を続ける貴方に彼は少しイラッときた様子で。
「…鈴森。何事も頑張るのは程々に。体を壊してしまっては意味は無いぞ」
と貴方を無理やり横にして自分の膝を枕にさせてくれます。
「ほら、30分だけでも寝なさい」
そう言って頭を撫でてくれます。
毒島メイソン理鶯
「鈴森、頑張っているな」
そう言って貴方を横から見つめる彼。
最初の方はジーッと見ているだけでしたが徐々にソワソワし始めます。
『どうしたの?』と聞くと
「お前が無理をしているように見えた。…少しばかり小官と話でもしてみないか」
と彼なりの息抜きを考えてくれていました。
「鈴森は頑張り屋だからな。小官が1番よく知っている」