• テキストサイズ

皆との日常 〜🎤✨〜

第9章 『別れよう』と言ってみた


Fling Posse

飴村乱数

「ん〜?……やだ!」
貴方の言葉を聞いてニコッと笑う彼
それを聞いて貴方が目を丸くすると
「僕が鈴森の事離すわけないじゃん。…僕はこれからの生涯鈴森だけって決めたんだからもちろん鈴森も僕だけじゃん?」
物凄い言い訳で貴方を引き留めようとしてきます


夢野幻太郎

「…んー?麻呂は悲し…。」
その声も貴方の顔を見たら消えてしまいました
「これは、本当ですか?」
冗談じゃないと分かった彼は無言で貴方を見つめてきます
「……貴方と過ごす日々はとても楽しいものだったのですが、貴方は違ったのでしょうか。小生は鈴森と別れたくありません。」
彼の瞳は潤んでしまって揺れています
「……鈴森。考え直してくれませんか。」
彼は貴方を強く抱きしめました


有栖川帝統

「…嫌だ。」
少し涙目で俯いてしまいました
貴方が顔を覗き込むと腕で顔を覆ってしまいます
「別れたくねぇ。鈴森以外の奴なんか絶対考えらんねえ…!!」
貴方をもう片方の手で抱きしめる彼
「……頼む。行くな。」
こんなに弱々しい彼を見たことはありません


麻天狼

神宮寺寂雷

「そうか。私が何かしてしまったかな?」
少し眉を下げて聞いてくる彼に黙ってしまいます
それを見て貴方の頭を撫でる彼
「…今日は解散にしよう。また後日、ね?」
貴方を強く抱きしめた後、微笑んで去ります
「鈴森との日々は楽しかったんだけどね。」
彼は少し滲む視界を覆ってしまいました


伊弉冉一二三

「え、……ごめん。」
仕事的にも自分に負があると思う彼
貴方が泣きそうになると抱きしめられました
「俺っちは鈴森ちゃんの事ずっと好き…大好きだよ。別れたくないけど、鈴森ちゃんの幸せの為なら……。」
彼も涙を流しながらそう言います
「ごめん。俺っち…離せそうにないや。」


観音坂独歩

「……え。」
貴方の目を見た瞬間息を飲みました
「…嘘、じゃないよな?」
無言の貴方の手を握ってすぐに離します
「全然会えないし当たり前だよな。ありがとな。こんな俺と居てくれて。俺は、大丈夫だから。」
笑顔でそう言って離れていきました
しかし貴方から離れてすぐ幼なじみに電話をします
「俺…、生きていけるかな……?」


/ 61ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp