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皆との日常 〜🎤✨〜

第9章 『別れよう』と言ってみた


Bad Ass Temple

波羅夷空却

「…そうかよ。」
そう呟いて溜息をつきながら髪を崩す彼
「拙僧は…鈴森の事しか好きにはなれそうにねえんだよ。別れたくねえ。」
貴方の手を握って言ってきます
何も言わない貴方に彼は呟きました
「……早く、離れてくれ。」
しかし強く握られる手は離れさせてくれません


四十物十四

「え…?」
涙目で手を握ってきます
しかし貴方は握り返しません
「僕には鈴森ちゃんしか居ないよ。泣き虫も直すから、行かないで…。」
いつもなら泣いていますが我慢しているようです
「……お願い。」
ぎゅーっと抱きついてきました


天国獄

「…本気か?」
小さく聞いてくる彼に貴方が何も言わないでいると、彼は貴方の腕を強く引きました
「……俺は別れたくねえから。全力でお前を口で負かせる自信がある。理由言ってみろ。」
彼に抱きしめられながらそう言われます
それでも無言な貴方に彼は溜息をつきました
「はー……。鈴森、酷い事されてえのか。……ちゃんと言ってくれ。」
と自慢のリーゼントを崩す彼でした


どついたれ本舗

白膠木簓

「…冗談キツいわ!酷いで?」
笑いながら貴方の顔を見ます
貴方が微笑んでいないのを見て一瞬彼も凍りつきますがすぐにまた笑顔になります
「鈴森、構って欲しかったんやろ。ごめんな。…頼むからそんな事言わんといて…。」
笑っているつもりでも口角は下がっている彼です


躑躅森盧笙

「え…、嫌や。」
咄嗟にそう言った彼は口を抑えました
「あ、すまん…。鈴森も何か思って言ったんやんな。聞かせてもらえるか?」
少し微笑んで聞いてくる彼
貴方が何も言わないでいると彼も黙りました
「言ってくれな分からん。やったら別れんぞ?」


天谷奴零

「んー…そっかぁ。」
少し微笑んで貴方の頭を撫でる彼
貴方が彼を見つめると彼は苦笑いします
「君のお陰でおいちゃんここ最近ずっと楽しかったよ。…何か困り事あったら何時でも俺に言ってよ。」
そいつ締めてやる、と笑って去って行きました
しかし貴方の傍を離れた後、目頭を抑えます
「はぁー…、鈴森ちゃんなら一緒に居れると思ったんだけどな…。アイツら呼ぶか。」
大阪の2人を呼び出す彼でした

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