第7章 危機を乗り越えた大天使
貴方『ふざけてんのはどっちですか!ここにいるのは民間人ですよ!?』
「貴様は何者だ!」
貴方『エトワールのパイロットだよ!!このボケナス!』
「ふざけおって!!」
サイ「やめてください!」
怒った彼は次にリツカを殴ろうとするがサイが間に入ってきてしまい代わりに殴られてしまった
フレ「きゃあ!サイ!ちょっとやめてよ!キラたちが言ってることは本当よ!その子たちがパイロットよ!」
トール「フレイ!」
「貴様らいい加減にしないか!」
フレ「嘘じゃないわよ。だってその子コーディネイターだもの!」
そこにいたもの達は驚いた様子をする。フレイが言った言葉はキラのことだが上官たちは彼女までもがコーディネイターだと思い込んだようだ
「コーディネイター…」
貴方『だったらなんです?殺しますか?』
キラ「リツカ!」
貴方『大丈夫』
「殺しはしないさ。貴重なコーディネイターだからな」
そう言われ、キラとリツカは拘束され連れられて言ってしまった
残された民間人は戸惑い、トールはフレイを叱っていた
トール「なんであんなこと言うんだよ!お前は!」
フレ「だって…本当の事じゃない」
フレイは殴られたサイの頬にハンカチをあてて悪びれもなく言葉をはなった
トール「キラたちがどうなるかとか考えない訳!?お前って!」
フレ「お前!お前!って何よ!キラたちは仲間なんだしここは味方の基地なんでしょう?ならいいじゃないの!」
トール「地球軍がなにと戦ってるって思ってるんだよ!!」
トールは悪くないと言った感じの態度にキレてフレイを叱る
キラたちはと言うとストライクとエトワールの所へ連れられていた
貴方『はぁ…(どうなるんだろこれから…キラは私が守らないと)』
キラ「リツカごめん…巻き込んじゃって…」
貴方『ううんキラがいるし大丈夫』
そうは言っても後ろには銃を突きつけている軍人がいるので大丈夫な訳もなく少し身体が恐怖で震えている
するとキラはリツカが怖がっているとわかったのかするりっと手を繋いできたのだ
貴方『っ!キラ…』
キラ「大丈夫。リツカは僕が守るから」
貴方『ありがと…』
彼の言葉に安心したのかいつの間にか震えは止まっていた
リツカは手から伝わるキラの体温を感じつつ廊下を進んでいった…