第7章 危機を乗り越えた大天使
食堂で休憩しているとアルテミスの上官らしき人物達が入ってきた
「この艦に積んであるモビルスーツのパイロットと技術者はどこだね?」
「パイロットと技術者だ!この中にいるだろう!」
キラは立ち上がろうとしたがマードックに止められ、代わりにノイマンが前に出てくれた
ノイ「なぜ我々に聞くんです?」
「何!?」
ノイ「艦長たちが言わなかったからですか?それとも聞けなかったからですか?」
キラ「!」
貴方『そういうこと』
キラはノイマンの言葉を聞き、なぜストライクにロックをかけたのか理解したのだ
「なるほど。そうか君たちは大西洋連邦でも極秘計画に選ばれた優秀な兵士だったな」
ノイ「ストライクとエトワールをどうしようってんです!」
「別にどうもしやしないさ。ただ公式発表より先に見せていただける機会に恵まれたんだ。パイロットは…」
マー「フラガ大尉ですよ。お聞きになりたいことがあるなら大尉にどうぞ」
「先程の戦闘はこちらでもモニターしていた。ガンバレル付のゼロを扱えるのはあの男だけだ。それくらい私でも知っているよ」
上官は何を思ったのかミリアリアに近付き、乱暴にミリアリアを立たせたのだ
ミリィ「きゃあ!」
トール「ミリアリア!」
貴方『ミリィ!』
キラはミリアリアの痛みの叫びに立とうとするがマードックが抑える
「女性がパイロットとはないと思うがこの艦の艦長も女性だということだしな」
ミリィ「いったぁ!」
キラ「やめてください!卑怯な!」
マー「おい坊主!」
抑えられなかったキラは立ち上がり声を上げる。マードックは止めようとするがキラは無視する
キラ「あれに乗ってるのは僕ですよ!」
「坊主。彼女を庇おうとする心意気は買うがね。あれは貴様のようなひよっこが扱えるような物じゃない!ふざけた事をするな!」
キラを殴ろうとするがキラは簡単にそれを避けて上官を投げ飛ばしてしまった
キラ「僕は貴方に殴られる筋合いは無いですよ!」
「司令!」
キラ「なんなんですか!貴方たちは!」
マー「やめろ!抵抗するな!」
「貴様!ふざけているのか!」
貴方『ハロ突撃!』
ハロ「オマエガナー!!」
「ぐふっ!!」
マー「嬢ちゃんまで!」
リツカはすぐさまハロを持ち上げ上官へと投げると見事に顔に直撃した