第4章 飛び立つ大天使
その頃、マリューはムウとナタルとともに今後どうするかということなどを話し合いをしていた
マリュ「はぁ…コロニー内の避難はほぼ100%完了とのことだけれどさっきので警報が9にあがったそうよ」
ムウ「シェルターはロックされちまったって訳か
じゃあそんじゃあのガキ共はどうするんだ?」
マリュ「え?」
ムウ「もうどっか探して放り込むって訳にもいかないじゃないの」
ナタル「彼らは軍の機密を見たためラミアス大尉が拘束されたのです
このまま解放する訳には…」
ムウ「じゃあ脱出にも付き合って貰うってのか?出ていきゃあド派手な戦闘になるぞ」
彼女らを解放したい気持ちもあるが国家機密を見てしまった以上拘束しなければならず彼らはこれからに関して悩む
マリュ「ストライクとエトワールの力は必要になると思うのですけれど…」
ナタル「あれをまた実践に使われると!?」
マリュ「使わなければ脱出は無理でしょ?」
ムウ「あの坊主と嬢ちゃんは了承しているのかい?」
ナタル「今度はフラガ大尉が乗られれば…」
ムウ「おいおい無茶言うなよ
あんなもんが俺に扱えるわけないだろう?」
ナタル「え?」
ムウ「あの坊主たちが書き換えたっていうOSのデータ見てないのか?あんなもんが普通の人間が扱えるかよ」
マリュ「それにエトワールは彼女が持つ核がないと無理だし…それにあのロボットは彼女の言うことしか聞かないぽいわ」
ナタル「なら元に戻させて…とにかくあんな民間人の…しかもコーディネイターの子どもに大事な機体をこれ以上任せる訳には…」
ムウ「そんでさ出ていって的になれっての?」
ナタル「っ…」
彼らもこれからどうするか考えてもいい案が出てこなかった…それに含めまたしても敵がこちらに向かってきていた