第3章 侵入者
貴方『いったぁ…』
リツカが落ちたところは青い宝石が転がり、真ん中には大きな機体…モビルスーツが立っていたのだ
貴方『すごく綺麗…』
ハロ「リツカ!リツカ!」
貴方『ライト!今までどこに居たのさ!』
?【やっと来てくださったのですね】
貴方『だ、誰!?』
急にどこからともなく聞こえた透き通った声
彼女はどこから声がするのかわからずきょろきょろと当たりを見渡す
?【わたしはあなたの目の前にあるモビルスーツ
貴方をわたしはずっとここで待っていたのです】
貴方『え?モビルスーツが…喋ってる…』
?【早くわたしに乗って…あなたがここから出られなくなる前に】
ハロ「ハヤク!ハヤク!」
貴方『ちょっ、ちょっとまってよ!』
彼女は急いでその喋る機体へと足を進め、素早くコクピットの中へと入る
目の前にはヘルメットがありリツカはそれを被る
ハロ「ボクヲソコニイレロ!イレロ!」
貴方『どこ!?ここ!?』
ハロ「アッテル!アッテル!」
ハロを減っこんでいたところに置くとモビルスーツの電源が入り、液晶にはずらりとプログラムが表示されていく
貴方『エトワール…?確か…フランス語で"星"』
ハロ「核の接続完了 OSを表示します 1分で書き直して下さい」
貴方『嘘でしょ!?』
次々と出てくるプログラムをリツカは物凄いスピードで書き換えていく
全く休む休憩もなく本当に1分以内に書き換えてしまった
貴方『シャッオラー!!!』
ハロ「お疲れ様でした 次にその他のプログラムを30秒以内に書き換えてください」
貴方『っ!おお!やってやらァー!!』
リツカは次々と来る書き換えにイライラしつつ全て書き換えたのだから凄いものだ
更にエトワールは物凄くOS…プログラムがぐちゃぐちゃだったのだ
ハロ「プログラム全て完了 続いてここからの脱出経路を解析…完了しました」
貴方『じゃあここから出られるってことでおけー?』
ハロ「可能です 移行しますか?」
貴方『YES!』
ハロ「ここからの脱出へ移行します 発進どうぞ」
貴方『では、決め台詞言わせて貰いますか!
リツカ・セルフィア エトワール 行きます!!』