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《赤井夢》Happiness{R18}

第58章 褒美




『綺麗な夜景…!
こんなところで食事するのなんて初めてだよ…』

「来て良かったな?
まぁ俺は夜景よりお前の方が綺麗だと思うが」

『!!もう…恥ずかしいよ…』



かっこいいスーツ姿の時にそんな事は言わないで欲しい…


いつもより破壊力が半端じゃないんだもん…。





『そ、それよりさ…私のドレスと一緒で
そのスーツも穂積さんが用意してくれてたんだよね…?』

「ああ。不思議な事にサイズがピッタリだった…
きっとあのデザイナーは撮影現場にいた俺を見て
美緒の恋人だと見抜いたんだろうな。」



…本当に穂積さんってデザイナーなの?
信じられないくらい鋭い目の持ち主だ。



そんな話をしていると
レストランの従業員の人が私達の元にドリンクメニューを持ってきた。



『私は…すぐ酔っちゃうからお酒はいいかな…
でも昴さんは飲んでいいよ?』

「そうか?じゃあ遠慮なく…
…こちらの赤ワインをボトルで頂けますか?」

「かしこまりました。」



赤井さんってウィスキーだけじゃなくて
ボトルで頼んじゃうくらいワインも好きなんだ…



メニュー表を下げてもらい
従業員の人がいなくなったところで、私は小さく笑った。



「?どうしたんだ?」

『ふふっ、ううん。
昴さんって本当にお酒好きなんだなって思って!』

「…お前が飲んでもいいと言ったんだろう。」

『あははっ、そうなんだけど
昴さんの事、また一つ知ることができて嬉しいの!』



付き合ってからだいぶ日が経ったけど
私の知らない赤井さんはまだまだあるはずだから
もっと色んな面を見て知っていきたい…



笑いながら顔を見つめていると
昴さんはプイッと私から目を逸らしていた。






「全く…部屋に行ったら覚えておけよ…」

『え…?ごめん、ちょっと聞こえなかったんだけど…』

「…何でもない、気にするな。」

『??』



何をぼやいたのか全く聞こえなくて不思議に思っていると
注文したドリンク、その後すぐにコース料理の前菜が運ばれて来た。



「失礼致します。
こちら、帆立貝のポワレでございます。」


目の前にお皿が置かれた途端にいい香りがフワッと広がった。

……美味しそう!!

















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