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《赤井夢》Happiness{R18}

第58章 褒美



「若山様、とても良くお似合いですよ。」

『ありがとうございます…
でもこんなに高いヒールは初めてで…』

「でしたらお連れ様にエスコートして頂きましょう。
外で待っていらっしゃるはずですから。」






ホテルマンの人の言葉を聞いて
さっき昴さんも別の部屋に入ったのを思い出した。




ひょっとしたら私と同じように着替えてるのかもしれない…





もしそうならどんな服に着替えているんだろう。





期待に胸を膨らませながら部屋を出ると
スーツ姿の昴さんが壁にもたれながら私が出てくるのを待っていた。






『っ、昴さん…かっこいい…』

「フッ…お前もすごく可愛いな。
…いや、綺麗と言った方がいいか?」

『どっちでも嬉しいよ…ありがとう。』



昴さんのすぐ側まで来て近くで見ると
眩し過ぎるくらいめちゃくちゃかっこいい…


黒のジャケットとパンツに
白に近いグレーのシャツ、
そして私が着てるドレスと同じ赤色のネクタイ…


あまりにも似合いすぎて大人の色気がダダ漏れていた。


きっとこのスーツは
素顔の赤井さんでも確実に似合うだろう。




「それではお席のご用意が出来ましたので
ご案内致します。」



ぼーっと昴さんに見惚れていると
ホテルマンの人から声がかかり、私達は移動する事になった。




「お手をどうぞ、姫?」

『〜〜っ…』



スッと肘を曲げてくれた昴さんは
声にならないくらい様になっていて…
ドキドキしながら
昴さんの腕にそっと手を添えた。



顔を上げると、いつもより高いヒールを履いているから
昴さんの顔が近くにあり、それだけでまた心臓がドクン、と大きな音を立てていた。



エスコートをされながらレストランに向かう最中
昴さんはヒールで歩きにくい私の為に歩くスピードを落としてくれて…さりげない気配りを嬉しく思っていると
レストランに到着し、窓際の夜景が見える席に案内された。







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