第45章 久々 ✴︎
『ふぁ…っ…んッ…』
「はぁ…美緒…」
口から酸素を取り入れようとしても
赤井さんがキスで口を塞ぐから、私の息は絶え絶えの状態で…
『あ、かい、さ…ッ…く、くるし…っ、んん!』
「息つく暇もないくらい…キスすると言っただろう。」
『そ、んな……ッ、んぁっ…!』
私の口の端からは
どちらのものかわからない唾液がだらしなく流れており
唇が離れても酸欠で、私の目には涙が滲んでいた。
『はぁっ…はぁ…』
「ふっ…可愛い」
『っ、あ…』
肩で息をしていると赤井さんの手が背中に周り
私の下着のホックをプチッと外していた。
背中を撫でられ、少しずつ前に戻って来る赤井さんの手…
下着の肩紐を指で引っ掛け、ゆっくり下げられると
腕から下着は引き抜かれ、胸が晒された。
「…っ、マズイな……」
『え…っ?』
「お前の体を見ただけで…理性が飛んでいきそうになる…」
ジッと私の胸を見ている赤井さんは
息を荒くしながら私の胸に少しずつ手を近づけて
包み込むように揉み始めた。
『んっ…ああ…っ!』
「その喘ぐ声も…可愛くてたまらんな。」
『っ、や…ぁっ…』
指で胸の先端をクリクリと弄られ
久しぶりに赤井さんから与えられる快感が気持ち良すぎて
身を捩りながら私は体を震わせていた。
『あ、ん…っ、気持ちいっ…、あ…ッ…!』
素直に気持ちいい、と言葉を発すると
赤井さんは弄っていた先端をペロペロと舐め出した。
くちゅ…
ちゅぱっ…
『赤井さん…っ、吸うのだ、め…っ…』
「ホォー…吸われるのが好きなのか」
『違っ…!ダメって…っ、やあ…っ!』
「お前のダメは好きって事だろう?」
違う、と否定したいのに
私の体は正直で赤井さんに胸を吸われる度、
悦んでいるようにビクビクと反応する…
胸を攻められていると
今度は私のショーツに赤井さんの手が伸びてきて…
クロッチ部分を指で撫でられただけで体が大きく震えた。