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《赤井夢》Happiness{R18}

第44章 帰国




ゆっくり唇が離れると
赤井さんは私の頭をポンポンと優しく叩いた。



『まだ…全然足りないです…』

「…いいのか?こんなに人がたくさんいるところで」

『っ…!!』



赤井さんにそう言われて
周りを見ると確かにたくさん人がいて…

絶対さっきのキスも見られていて、自分が今赤井さんに抱き付いている状態なのがすごく恥ずかしくなった。



『ひ、人前で私はなんてことを…』

「気にするな、アメリカじゃキスくらい普通だ。」

『ここはもう日本です!!』



パッと離れて立ち上がると
赤井さんも私と同じように立ち上がった。

そしてすぐにジョディさんが戻ってきて
赤井さんがここにいる事に驚いていたので
さっき私にした説明と同じ事を伝えていた。




「もう!早く帰ってくるなら連絡しなさいよ!
心配したじゃない!」

「すまなかったな…
昨日連絡した時、お前ここでランチ食べるって言ってただろ?
空港に着いてから連絡しようと思っていたんだ。」


「全く…。それより疲れたでしょ?
美緒の家まで送って行くわ。」



ジョディさんが駐車場に向かって歩き始めたので
私と赤井さんも後を追った。


そしてジョディさんの運転する車に乗って
しばらくは3人で話していたけど
昨日の夜、あまり眠れなかったせいもあって
私はいつの間にか眠ってしまっていた。








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