第41章 返礼
そして候補が決まると勢いのままポチッと購入していて
ショップからメールが届くのと同時に赤井さんが寝室に入ってきた。
「熱心に何を見ているんだ?」
『っ、…いえ、なんでもないです!
ちょっと料理の動画を見てただけで…』
当日までのお楽しみにしたくて
咄嗟に嘘をつき少し罪悪感があったけど…
どうやら赤井さんはすんなり信じてくれたようだった。
『お仕事終わったんですか?』
「まぁな…待たせて悪かった。」
『私が勝手に起きて待っていたかっただけなんですから
赤井さんは謝らないで下さい。』
ベットに座ったまま赤井さんの顔を見上げて伝えると
熱くて甘いキスをされた。
『んっ…』
「美緒…」
唇が離れるとそのままベットに押し倒されて
赤井さんが私の上に跨っている状態になった。
『あの…赤井さん…』
「ん?」
『お仕事でお疲れなんじゃ…?』
「あぁ…だからお前に癒してもらいたいんだ。」
私で癒せるかな…?なんて考えていると
寝巻きであるルームウェアを裾から捲り上げられて
下着が赤井さんの前に晒された。
「…これは初めて見る下着だな。」
『あ…はい…』
普段はあまり着ない赤色の生地で
白のレースがついている新品の下着…
下着屋さんで見た時、赤井さんに見てもらいたくて即決で買ったものだ。
「俺のために選んだのか?」
『っ、そう…です……』
マジマジと赤色のブラジャーを見られ
恥ずかしくて手で隠そうとすると、すぐにベットへ押さえつけられた。
「隠すな、もっと見せろ。」
『やっ……でも…そんなに見られるのは恥ずかしくて…』
「俺に見せる為に買ったんだろう?
なら…下も見させてもらうからな。」
『っ…!』
ズボンも下にずり下げられると
ブラと同じデザインの赤色のショーツが晒され
私は下着姿の状態になった。