• テキストサイズ

《赤井夢》Happiness{R18}

第31章 由縁





結局その後も赤井さんと一緒にいる間
私はずっと揶揄われ続けた。


赤井さんが嫉妬してくれるのは嬉しいけど
もう二度と彼の前でその事は喜んではいけない…


心の中で、こっそりとそう誓った。












(そういえば
阿笠博士の家に盗聴器を仕掛けるなんて
よく江戸川君が許してくれましたね?)

(まぁ…
この家の寝室以外にも盗聴器をつけるという
交換条件を飲んだからな。)

(こ、この家って…じゃあさっきの会話は…)

(…聞かれてるかもな?)

(…っ!!もう江戸川くんと顔合わせられないです……)

(心配するな。この前リビングでお前を抱いた時は
盗聴器はOFFにしておいたから。)

(ちょっ…!?
それも聞かれたらどうするんですか!!)

(別にいいだろう。)

(いいわけないじゃないですか!!)




後日…江戸川くんと会った時
さりげなく目を逸らされたから…

私と赤井さんの会話を聞いていたんだと
すぐに分かってしまった…。






/ 617ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp