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《赤井夢》Happiness{R18}

第28章 真相 ✴︎







リビングでテレビを見ていると
玄関の扉が開く音が聞こえ、私は玄関に向かった。


『っ、赤井さん…!』

「美緒…ただいま。」

『おかえりなさい…!!』



私に笑いかけてくれた赤井さんは
見たところどこにも怪我が見当たらなくて
無事に帰って来てくれた安心感で一杯になり
私は玄関に立っていた赤井さんに抱きついた。




『赤井さんが無事で…本当に良かったです…』

「ちゃんと帰ってくるって約束しただろう。
でも…心配かけて悪かったな。」


そう言いながら赤井さんも私を優しく抱きしめ返してくれた。

赤井さんの胸に頬を寄せると心臓の音が聞こえて来て…

それは私を安心させてくれる心地の良い音だった。



『あ…!赤井さんお腹空いてますよね?
すぐにご飯温めます!』


しばらく玄関で抱き合っていたけど
ずっとそこにいるのもあれなので
私達は2人でキッチンの方へと向かった。



そして温め直したご飯を食べてもらい
食器を片付けた後、赤井さんはお風呂に入りに行って
私はリビングのソファーに座って赤井さんを待っていると、眠気が急に襲ってきた。


赤井さんが家にいない時は緊張状態が続いていたし
それに赤井さんが無事に帰って来たという安堵感。



大きな欠伸も出て来てしまい、
我慢出来ずソファーの背もたれにもたれ掛かると
瞼が閉じて来て深い眠りについてしまった。









目が覚めたのは翌朝で
ソファーで寝ていたはずの私は、今はベットの中にいて…


隣には目を閉じて気持ちよさそうに眠っている赤井さんがいた。






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