• テキストサイズ

タカラサガシ【キルア】

第6章 新たな旅


ヒ「はっきり言って、今の君と戦うつもりは全くない

だが、このクラスで一つでも勝つことができたら、相手になろう♡」

そう言って奴は静かに去って行った。それに入れ替わって三人の男が私達を見ていた

ーしかし、その代償は大きいー

からだの一部が欠けた彼らがそのクラスの象徴なのかもしれない





「200階クラスへようこそ!こちらに登録の署名をお願いします
早速参戦の申し込みをなさいますか?」

キ「え?」

「こちらのクラスでは申告戦闘制と言いまして90日間の準備期間を設けています。その期間であれば戦いたい日に戦っていただけるシステムです。勿論毎日戦っても結構ですし、期間内ギリギリまで戦わなくても問題ありません。一度戦闘を行えばまた90日間の戦闘準備期間が与えられます。ただし、期間内に試合を一度も行わなかった場合、即失格となりますのでご注意ください」
長々と説明されたが簡単に言えば自分でスケジュールを管理できるシステムらしい

ゴ「一度戦えばってことは…このクラスでは何回も戦うの?」

「このクラスをクリアするには十勝が必要になります。しかし十勝する前に四敗してしまいますとこれまた失格となります。
晴れて十勝を果たしますと、フロアマスターに挑戦することができます!」

フロアマスター?新しい言葉だ。200階から上50階は一人一フロアを所有する制度のようでその人の事を指す

キ「そんだけ?」

「勿論違いますとも!フロアマスターになれば2年に一度最上階で開催されるバトルオリンピアに出場する権利が得られるのです!!」


「「「「……」」」」

なんか、熱のあるお姉さんだなぁ…

キ「そんなことよりさ、最上階には他になんかないの?」

「そんなこと!?優勝すれば最上階が優勝者の家になるのよ!?世界で最も高い私邸と呼ばれるとても名誉な事なの!!それに副賞として毎回希少なお宝が贈呈されてるわ!!」

「……うーんそこまで死ぬほど頑張って夢のマイホーム探してないんだよなぁ…」
キ「どうする?俺もう最上階の秘密知っちゃったからもーいーや」
ゴ「うん、俺もヒソカと戦えればそれでいい」
お姉さんはここのマニアなのか私達の反応に怒ってた
そして必要事項を記入していると、先ほどの男達が見下ろしていた

キ「なんか用?」
「いいや、俺達も申込たいから並んでるだけさ」
/ 93ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp