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タカラサガシ【キルア】

第6章 新たな旅


キ「ひとまず、今は引き返して…0時までに戻って来れるかい?ここに」




ウ「…君達次第だ」

静かに答えた



ウ「君もそろそろ放してやりなさい。それ以上やると彼女が死にますよ?」

ヒ「うーん、それは困る♡」
「ぐえっ」
急に手を離されて身体が地面に叩きつけられた。なんか言ってから放せよ…


き「お姉ちゃん大丈夫?」
ゴ「あー…首に痣出来ちゃってるね。後で冷やそう?」

無事身柄も解放され特に大きな怪我もなかったのでそのままウィングさんの宿へ。キルア君がずっと冷たい目をしてヒソカを睨んでいた










ウ「これが、ネンです」

目の前に映る光景が未だに信じられない。花瓶に花が矢のように突き刺さり、水が漏れ出している

ウ「念とは、身体から溢れ出すオーラと呼ばれる生命エネルギーを自在に操る力のこと!」

通常誰でも持っている力であり、普段それは垂れ流しになっている状態らしい。それを体にとどめるのがテン(纏)。オーラを限りなくゼロに近い状態にするのがゼツ(絶)。通常よりも多い威力のオーラを生み出すことをレン(錬)。そしてハツ(発)

これが本来の四大行で、最初に教えたことは方便、つまり精神論という訳だ

ウ「オーラは人間内部から発生するエネルギー。故に人間同士の使用が最も効果的。いい意味でも悪い意味でも。
邪念を持って相手を攻撃すれば、オーラだけで人を殺せます」

き「じゃあ、ヒソカが放っていたのも…」

「それだけ繊細に扱われるべき力だったなんて…」

ウ「念の使い手から自分の身を守る方法は一つだけ。自分も念使いになること!纏による防御のみ。自らのオーラで相手のオーラを防ぐ。でないと…」



ウィングさんは静かに壁に手を付くと、”念”を送った。予想はしてたが壁は一瞬でビシリと亀裂が入ってしまった

ウ「肉体は粉々になります」

これが自分の身体に起きると思うと背筋が寒くなる

ウ「現在、この力を操れるのはごく僅か。それ故天才、支配者、超能力者、仙人、超人などと呼ばれます」

「……仙人…?」

今…何か思い出した気がする……何かが…







この力を目覚めさせる方法は二つ。ゆっくり起こすか、無理矢理起こすか。
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