第6章 新たな旅
き「着いたぁっー!」
「本当に大きいね」
飛行船で移動した後、建物の全貌が見えてきた。本当に塔は天高くそびえ立ち先が見えない。確か階を上がるごとに強さも変わると言ってたな…てっぺんまで行ったら本当にヒソカよりも強くなれるかもしれない
「天空闘技場へようこそ!こちらに必要事項をお書きください」
キ「格闘技歴十年って書いとけ。なるべく早く上に行きたいからな」
ここは登録制のようである程度の情報開示を求められる。そこそこの強さになればテレビの実況もつく。まあ、本当の個人情報なんていう事ないんだけどね、今回もビオラで登録しておこう
「こちらへどうぞ」
スタッフさんに案内されたのは小さなリングが幾つかある闘技場。まず初めに一回試合を行いランクを決めるらしい
「ちょっと待ってて」
キルア君達を一回置いてきてきくとトイレへ寄る
き「分かってる、いつものアレでしょ?」
「毎度悪いね」
キ「で、何だそのカッコ」
何となく闘技場に合わせてチャイナ風の衣装に着替えた。勿論変装である
「いつまでもローブに包まれた存在だと今後上に行った時不便だと思って。どう?バレない?」
ゴ「うん、みんなさくらんぼの顔知らないし、そう簡単にはばれないと思うよ」
キ「まさかそれ外に行く度毎回やるのか?」
「んー必要だと思った時だけ」
と世間話をしていると、お呼びのようだ
<ゴン選手、A闘技場までお越しください>
ゴ「よーし!」
キ「おいゴン、お前あの門突破したんだろ?だったら……」
((ドーン!
三分後ゴン君の闘技場から大きな音がすることなんて誰が想おうか
「うわっ、突き飛ばした?」
キ「ウチの門自力で開けられる奴はもう並の筋肉ついてるよ」
き「ふーん、じゃあなんであたしたちには言わなかったの?」
キ「お前らはもう戦闘慣れしてんだろ。
何?それとも姉はあんな強いのに妹はそうでもないとか?w」
き「はっはー、〇ね」
その内私達の順番も来た
相手は…まあ男だ。特に説明の特徴もない、只の戦闘好きだろう
「ケケケ、リタイアするなら今の内だぜお嬢ちゃん。現実を知りたくなければなぁ!」
「あっそうですか。貴殿が本気を出すかどうかは知りませんが私には関係ありませんね。地に伏せるのは貴方ですから」