第6章 新たな旅
キ「で、これからどうする?」
ゴ「え?遊ぶんじゃないの?」
ゴン君の無垢な眼差しに二人揃って呆れた
「ゴン君、さすがに私でも…」
ゴ「?」
キ「お・ま・えなぁ~!
今の状態で本当にヒソカと戦えると思ってんのか!?一発どころか殴ることすら無理だっつーの!!」
ゴ「むう…」
キ「良いか、これが、ヒソカ。これが、ハンゾーだとする。二人の力の差がこれくらいだとすると、お前との差は
ここ!!かなりおまけでな!!!」
ゴ「(なんかムカつく…)」
キルア君は棒で地面に線で力の距離間を示す。まあ、ゴン君は感性はピカイチだけど、戦闘に関してド素人だからね…
ゴ「じゃあ、キルアはどうなのさ」
キ「俺?んー……ここかな」
と点を打った
ゴ「ふーん…」
キ「何だよ」
ゴ「やっぱりキルアって凄いや」
キ「真面目に言うな!恥ずいだろ!!」
多分…適当だと思うよ。ゴン君…
ゴ「だって俺さっき見たいに相手の強さとか測れないもん」
キ「こんなの目分量だよ。それに、能ある鷹は爪を隠すって言うだろ?あんまりこれに頼るのも良くねーよ」
「まあ、結局のところ。倒すには修行が必要って事。遊んでる暇なんかないよ」
ゴ「はーい…」
肩を落としてしょげた声で返事をする。遊ぶのはまた後でね
キ「ちなみにだけど、お前等金後どれくらい残ってる?」
ゴ「…実は、結構ヤバい…(汗」
「私達はそこそこだけど…」
キ「だろ?俺もそんな感じ
そこで、
金も稼げて修行もできる一石二鳥の場所がある
天空闘技場」
天高くそびえ立つそのタワーでは試合が昼夜問わず行われているらしい。掛け金を出して観戦したり、試合に勝った出場者には賞金がもらえたりする。野蛮人の聖地らしい。
キルア君は昔そこで独り身で修行したらしくある程度の事は知っているようだ
「へえー昔ってどれくらい?」
キ「確か…俺が6歳の時かな。200階まで行ってこいって親父に言われた」
ゴ「じゃあキルアはもう相当強いってことだね」
乗り継いだ飛行船でそんな話をした
ゴ「あ、そう言えばビオラとピンキーの顔見せてもらう約束だったよね!」
そう言えばそうだ。ここのところ色々バタバタしていてすっかり忘れていた