第3章 1つ目のタカラ
「ゴン!」
「何してんだ、お前ら」
知らない二人がこっちにきた。あれ…確かゴン君達と一緒に出てきた人達…
モヒカンの中年位のおじさんとすっごい美人の金髪のショートヘアの女の人
ゴ「俺のハンター試験で会った友達!」
「そ、そんな。まだ少ししか話してませんし…」
ゴ「いいじゃん友達でも!
白いフードの子がビオラでそっちのうさぎフードの子がピンキー。どっちも女の子だよ!」
き『うさぎフードって…エサかなにかか…
しかも犬だし←』
レ「そうか、俺はレオリオってもんだ。よろしくな!」
き「おーう」
レ「なんだよ、素っ気ねえな。お前キルアの野郎と同類か?」
き/キ「「一緒にすんな/し!!!!!!」」
レ「お、おう」
「あ、あの…もう一方は…」
ク「ああ、私はクラピカと言う。よろしく頼む」
「はい…」
わぁ、本当に綺麗。モデルになってもおかしくない位…ん…?この人の服…見たことない。新しいデザインでは無さそうだし、もしかして民族の方!?なら少数派集団の可能性が高いかも…
ク「どうした…?」
だ、ダメだ。いつもの癖が…人間観察ダメっ!何か話題を変えなきゃ
「あ、あのクラピカさんって凄い美人だなぁって思って、女の子としていいなって思っただけで…ただそれだけで…(汗)」
ピシャァッ
あれ?なんか変な雰囲気
キ「お前クラピカ女だって思ってんの…?」
キルア君の顔がひきつってる…あれ?
ク「私は…男なのだが…」
「へ、へぇそうなんですか……………
ごめんなさいごめんなさい許してください今私すごく失礼なことしました踏んづけて下さいなんなら殴ってもいいです」
なぜか横でレオリオさんが爆笑してた
ク「と、とりあえず顔を上げてくれ。そんなこと言われてもどう対応したらいいか慣れていない」
「ごめんなさい」
ク「その事に関しては別に気にしてない。よくあることだからな」
ああ、私これからどう話していけばいいんだろう…
き「そもそもお姉ちゃんの方が絶対美人だし」
レ「マジかよ!?」
「余計なこと言わなくていいから!!!」
そんな私をクラピカさんは笑ってくれた。
な、なんて優しい人…///
「ハンター試験にこんなに優しい方々がいるなんて…私なんだか安心しちゃいました」
キ「…」