第3章 1つ目のタカラ
「おいあれ…」
数時間後、複数の男が睡眠中のさくらんぼをみてニヤニヤし出す
「邪魔者は今のうちに狩っとこうぜ」
「そうだな」
き『ふん、身の程知らずめ。けど大丈夫。だってお姉ちゃんは…』
((ビリッ
「くっ!」
「なんだ!?」
ヒ「辞めときなよ…♧」
「!?」
ヒ「彼女は今結界を張ってる。このボクですら近づけなかったんだ♢くっくっくっ、やっぱり君は只者じゃないねぇ♡」
「ひっ!」
き『なんかお姉ちゃん褒められたっぽいけどあいつだけは嫌(怒)』
ーーー
「うん…………ふあ」
久しぶりにぐっすり眠れたかも。そろそろ試験も終わりそうでフロアには受験者が何人もいた。ゴン君たちはまだ来ていないみたい
「大丈夫かな…」
そう思った矢先、奥の扉が開いた
『ゴン君!キルア君も一緒!良かった。無事だったんだ』
ゴ「あ、ビオラ!」
ゴン君がピカピカした笑顔でこっちに走ってくる…可愛い…←
ゴ「良かった、ビオラ達もこっち来れたんだね!」
「うん」
き「一番乗りにね!(どやぁ)」
ゴ「え!?一番!?ってことは最速だよね?ねーねーどうやって降りたの?」
「う、それは企業秘密ってことで…」
ゴ「ぶー」
ゴン君の後ろにキルア君ものこのこやって来る。
ちょっと手を振ってみた
キ「!!///」(バッ)
あ、自分だって気付いたら顔を背けちゃった。ふふふ、案外可愛いところあるんだね