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君は水面に輝く光【番外編・短編集】

第5章 海いこうぜ![5]




『さて、本日は朝食以外の予定が何も決められていないことにお気づきかと思いますが…何故でしょうか?はい、大和さん!』
『ん?んー…ドッキリ?』
『それはもう朝仕掛けちゃいました。TRIGGERの皆さんの寝起きを放送でご堪能下さい。控えめに言って最高が過ぎました』
『めっちゃ嬉しそうな顔してる…』
『明日は皆さんオフですよね?それが何を意味するか。お泊り、みんな揃ってる…合宿…さぁ、思い出しません?ねぇねぇ、思い出しません?ねぇ、ユキさん』
『……まさか』

から繰り出されるワードに千は頬をひくつかせる。
そんなと千のやり取りに、Re:vale、TRIGGER、IDOLiSH7の面々は揃って顔を見合わせた。

『マジかよー!』
『またやんの?!』
『な、何がおきんだよ?!』

それに前回参加していないZOOLの4人は、周りの反応に首を傾げる。

『はい、今回の旅の思い出を皆さんで一曲に仕上げて頂きます!さらに今回、4グループ&私の17人を作曲、作詞、振付の3組にシャッフルさせていただきます!いえーい!』
『いえーいで済ますな!なんだよ曲作りってぇ!』
『今回の特番の主題歌作ろうぜ☆ってことですよ。ちなみに、出来上がるまで帰れません!』

にこりと微笑むに、悠はそれでもどういう事?!軽くパニック。

『本日から合宿所…っていうか今回はキャンプ場ですね。へと移動して、明日のお昼までに作詞作曲振り付けを完成させていただきます。得手不得手あるかもしれませんが、得意分野っぽいのを番組側で考えてくださったそうなので、発表いたしまーす!』

そう言ってフリップを受け取ったはででーん、とフリップを掲げる。
17人分の名前が書かれたフリップは思ったより大きかったようで、少々もふらついてしまう。
そこへすかさず龍之介がよろめくフリップとを支えた。

・作曲・

壮五、千、巳波、ナギ、天

・作詞・

一織、陸、百、悠、大和、トウマ

・振り付け・

環、龍之介、虎於、三月、楽、

己の名を見つけ、一喜一憂する一同。
龍之介もフリップを支えながら名前を探し、頷いた。

『と一緒だ』
『ホント?わぁ、ホントだ!頑張ろうね!』
『うん。頑張ろうね!』

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