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君は水面に輝く光【番外編・短編集】

第1章 海行こうぜ![1]




スタッフの言葉に一同、海をバックに各グループごとに並ぶ。
はIDOLiSH7とZOOLの間に立った。
両隣は環と悠である。

「なんか久しぶりだね、いすみん」
「お前が学校来てないからだろ」
「行ってないんじゃなくて行けないんだってー。仕事代わっていすみーん」
「ぜってーやだ」

はん、とそっぽを向かれ、だよねー、とは笑う。

「えー、本日はNEXTRe:valeの企画として、日々を頑張る5組の皆さんにゲームやトークやグルメなど海を満喫してもらおうというリゾート企画です!」
「わーい!」
「MCにはRe:valeのお二人と、和泉三月さんとさ…さん、真ん中お願いします」
「あ、そうでした!すみません!」

ててて、とそこの分厚いサンダルで難なく砂浜を掛けるにこっそり一同感心しつつ、移動するを皆で見守る。
が所定の位置につけば、今度は龍之介が隣となった。

「龍くん」
「ん?」
「…へへ、かっこいい」
「はは、可愛い」

いちゃつかないでくださーい!と周りからのツッコミにくすくすと笑い、は龍之介と顔を見合わせる。

「それでは本番行きます!よろしくお願いします」
「よろしくお願いします!」

掛け声とともにスタートがかかり、カメラが回る。

『さぁーて!やってきましたぁー?!』
『『『海ー!!』』』
『ここは!都内から車で一時間でくることが出来る、レインボーリゾートのビーチです!』
『付近一帯をリゾート地として、ホテル、アミューズメント、アクティビティ!何でも揃う総合リゾートになってるぜ!そんな超豪華リゾートに今日は!』
『Re:valeです』
『TRIGGERです』
『IDOLiSH7です!』
『ZOOLです』
『豪華アイドル4組が勢ぞろい!』
『待て待て待てー!自分の紹介忘れんなって!』
『…?あ!そうでした!そして私、でーす!こんにちはー!』

三月のツッコミににっこり笑いながらカメラに向かって手を振り自己紹介するは何とも可愛い。
真正面からの笑顔を食らったカメラマンは、思わずカメラから顔を離し顔面を覆う。
ご愁傷様。
そう思わずにいられないメンバーたちだった。

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