第13章 夏油傑 お医者さんごっこ
「先生、お願いします…。ひぁあっ…!!」
振動音が不自然だと思ったら
両方の先端にブルブルした振動を押し当てられる。
「あっ、の…先生…!」
「どうかしましたか?」
「りょ、両方に当たって…」
「ああ。同時にやっても見逃しませんから
安心してお任せください。
苦しければ、アンアン声を出していいですからね」
「は…はい先生。…あぁあっ!」
体がビクッと跳ねると拘束の金具音が鳴る。
傑の言う通り、アンアン声を出したら気持ちが解放されていく。
「あっ、あぁっ、先生…、傑先生ぇ…!んわぁあっ」
「もう少し我慢してくださいね。
このまま段階をあげていっても大丈夫そうですか?」
ぐりぐり円を描くように振動が触れる。
アソコが苦しくて、疼いてたえられないけど。
「続けてください。精密検査、続けて…あぁんっ!」
「そうですか…。太い麻酔針が欲しければ
いつでも仰ってくださいね?」
「は、あぁっイク、ぅんんんっっ」
振動だけで果ててしまった。