第60章 五/夏/七/甚/直 妊娠しないと出れない電車最終章 五条悟
サングラスを外した碧い瞳で見つめられる。
「俺はずっとこの手でお前を可愛がってやりたかった。俺に向ける態度とそれ以外のやつらに向ける態度の差にイライラムカムカさせられたけど…、今は俺だけを見てる。そうだろ?」
「…はい…」
五条先輩がいい。
五条先輩じゃなきゃいやだ。
あの電車で自分の本心に気付き、認めてしまったから真っすぐに歩み寄りたい。
「五条先輩が好きです」
「俺もだよ。なまえが好きだ」
顎に手が触れたまま唇を重ね、その手が優しく頬や髪を撫でていく。
「ん…ふっ…」
舌を突き合ってキスをしていると五条先輩の大きな手が膨らみまで下がっていき、服の上から揉みしだく。
「…ぁ…っ…ん」
「なまえ、脱がしていい…?」
「…ぅ、は…い…」
両手で胸を揉まれた後、制服のボタンが外されていく。