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【呪術廻戦】じゅじゅ♡らぶR18短編集

第57章 五/夏/七/甚/直 妊娠しないと出れない電車-漆-


「なんや?」

「なんでもするので、一つお願いを聞いてくれませんか?」

このままじゃ先輩達が空腹で死んでしまう。
わたしも無事にご飯にありつけるか微妙だし、尿意も催してきた。

「お願いって何?」

「先輩達に見えないところで…して、ほしいです」

これさえ叶えば先輩達を傷付けることはない。
もしかしたら直哉くんとのセックスで妊娠できるかもしれないし、ここから出られるかもしれない。

だからなんでもすると言った。

「本当に何でもしてくれるん?」

「…はい…。わたしに…できることなら…」

体に乱暴されるのは致し方ない。
でもここを乗り切らないと前には進めない気がする。

「ふぅん。なんや企んでるみたいやね。何でもしてくれるんならええよ」

「本当ですか…!?」

「えらい食いつきやな。ほな準備するから待ってて」

直哉くんはご機嫌がよさそうにニコリと笑い、調理スペースの冷蔵庫を開けた。
取り出したのは一両目にあった媚薬の入ったケース。

媚薬の小瓶を開けるとそれをビールジョッキへと注ぎ、何本も…何本も…溢れそうになるまで媚薬を入れて、笑顔でジョッキを持ってくる。
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