第7章 夏油傑 「お願い…」
「傑…」
「なんだい?」
「あの時、本当は嫌で拒んだんじゃないの」
明日も待つくらいなら、いま素直になりたい。
このまま触れられずに朝が来るなんて耐えられない。
「本当はね、傑とエッチするの好きだけど…
あんなに頻繁にやってたら
マンネリ化しやすいんじゃないかって不安になって…」
「なまえ…」
傑の手にそっと触れ、胸の膨らみに誘導する。
「だけどもう我慢しない。傑としたいの。
お願い…」
すると、触れている部分を大きく撫でまわされる。
「なまえにお願いされたら断れないよ」
「あっ…、んん…傑…」
「そんなに我慢させていたんだね」
体勢を変えて、傑が覆い被さってキスをする。
緩んだ口の隙間に入ってくる絡みつく舌。
蕩けるような熱いキス。
先走る気持ちをぐっと抑えていると、
ブラジャーを下にずらして乳首をこすってくる。
「…んっ、あぁっ…」
「こんなにツンっとさせて、
なまえのおっぱいは可愛いね」
「はぁ…んっ、きもち、い、の」
「最初はあんなにイヤイヤしてたのに
随分いやらしくなったよ」
「んあっ!つまんじゃっ、やん!んぅうんっっ…」
きゅっと乳首を摘ままれ、大きな声が出てしまう。
触られている乳首に集中するとアソコが苦しいくらいに疼いた。