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【呪術廻戦】じゅじゅ♡らぶR18短編集

第7章 夏油傑 「お願い…」


最近ムラムラすると思ったら
エッチしてないことに気が付いた。

「なまえ?」

「あ、いや…なんでもない…」

「そっか。じゃあ電気消すね」

「うん…」

傑は照明の灯りを消し、同じベッドに入ってくる。
軽く抱き寄せられて口付けを交わす。

「なまえ。おやすみ」

…嘘でしょ。
なんで物足りないって感じるの!?

すぐ横にある傑のぬくもりと寝息。
暗闇のなかで目で訴えても気付くはずもない。

「…寝付けない?」

「えっ?」

「寝苦しそうな息遣いしているから」

布団の下から腕が伸びてくる気配。
抱かれる、と期待したのに…

「子守歌はあまり得意ではないから
これで我慢してね」

子供を寝かしつけるように一定のリズムで優しく体を叩いてくる。
たぶん、健全な傑になったのはわたしのせいだ。
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