第47章 五条悟&夏油傑 親友の彼女-拾-
「わたしがするよ?入院しなきゃでしょ?」
「二、三日入院するところもあれば日帰りでできるところもあるんだってさ。
傑がやって大丈夫そうだったら僕も考えようと思って」
「一緒にやるよりかはいいと思うよ」
硝子に聞いたら専門外って断られた。
なので今後のセックスライフを充実させるためにも外部の人間に委託するしかない。
「すぐる!お馬さんやって!お馬さん!」
「なに駄々こねてんの?これすげー面白いやつじゃん。
ほら、乗ってみ?」
お馬さんごっこが疲れたのか、傑は自分のためになりそうな腕立て伏せに切り替えており僕が体重を乗せるとキツく睨んできた。
「悟…」
「いっち、に、いっち、に…!陽、面白いだろ?」
「うんっ!いっち、に、いっち、に…!」
「もしかしてなまえ以外全員乗ってないか…?
脚は危ないよ。落っこちちゃうかもしれない」
「僕が見てるから大丈夫。ほら傑、もっとテンポよく!
いっち、に、いっち、に…!」
なんかの罰ゲームみたいで面白い。
僕も一緒に傑の筋トレ遊びに付き合ったところでお昼の時間になり、ご飯を食べた子ども達はピクニックシートの上でお昼寝タイムに入った。
「いいねー。お子ちゃま達はすぐ寝れて」
「はあ…。やっと解放された」