第46章 夏油傑 親友の彼女-玖-
呪術高専在学中の秋に結婚して、春に卒業。
初夏に出産を控えているがなまえはお腹があまり出ない体質のようだ。
北の国にはまだ冬のなごりがあるようで
雪解けの音を聞きながら温泉宿の貸し切り風呂に浸かる。
「裸になるとお腹パンパンだね。痛くない?」
「お腹は大丈夫だけど乳首がかゆい…」
「じゃあおっぱいマッサージしてあげるよ」
なまえが妊娠した時、悟がどうしてもそばにいたいというので私が代わりに任務をこなしていた。
悟は肉体的にも精神的にも強く、これといって趣味もないため仕事人間体質というやつで昼夜問わず祓いまくる。
そんな働き方だから私はコンビを断り、一人という心寂しさもあったが明るい兆しが見えるから頑張れた。
任務に駆り出されていた私はほとんどなまえと触れ合えず、たまに顔を見せると胸に目が行って、大きくなったおっぱいを触りたくてうずうずしていた。
「やり方はこれで合ってるかい?」
「うん…触り方がエッチだけど…」
「これは生理現象だから許してくれ」
妊娠前と比べて発達している乳首。
これが母親になる乳首だと思いながら圧迫したり、ねじったり、引っ張ったり真面目におっぱいマッサージをするも、好きな子の乳首を目の前にすれば勃起する。
「傑…お尻にあたってる…」
「すまないがお尻を使わせてくれ。なまえは触らなくていいから…」
なまえと久しぶりに触れ合う幸福感。
乳首をいじる両手は離さず、興奮したペニスをなまえのお尻に擦りつけ、これだけの刺激で果てそうになる。