第45章 五条悟 親友の彼女-捌-
だからわざわざなまえに確認する必要はないと思った。
傑と両想いだったらどうしたの?って。
なまえから言われる「好き」って言葉がどれくらいの威力か身をもって知っていたクセに、自分の幸せしか考えていなかった。
それならなまえと最後までセックスできない理由として納得がいく。
なまえがその気なら俺達はどうしてやれるか。
傑は俺からなまえを奪うような真似はしないだろう。
けど蜜の味は知ってしまった。
もし完全になまえとの関係を絶ったら…?
「はぁぁ…わかったよ。俺がいい方法見つけてやる。とりあえず今まで通り俺優先だけど、いない時は傑におまんこ管理してもらえ」
「いいの?」
「時間空いたらまた入らなくなっちまうしな。
俺はなまえと一緒に気持ちよくなりてぇんだ」
なまえは俺よりもわがままで自由奔放だ。
こんなトライアングルの関係を自覚したのに裏切られたとか嫌いにもなれやしない。
さっきの続きを求めるように横になればなまえは上に乗ってきて、キスだけで濡れるアソコを上下に揺らして、俺のペニスはさっきより固さを増す。
「ホント予想外のことしてくれるよ。はぁっ…もう付けてくんねぇと妊娠させんぞ?」
「じゃあ一回目はおまんこでイってほしいから付けるね」
そう言ってなまえはコンドームを口に咥えて、ペニスにぬるぬると被せてくる。
傑と何回もしてると思うと嫉妬でどうにかなりそうだ。
「入れるね…?」
「おう…」